Me aroha noa

思ったこととか、考えた事とかを徒然に

ブラック企業の境界

最近、ブラック企業の話が選挙に絡んでよく出る。

ブラック企業かそうでないか、は人を資源・資産とみるか、人の行為を資源・資産とみるかの違いだと思う。

ブラック企業というところは人を資源・資産とみるから、極力コストを抑えることを考える。人自体を資産とみるということは、要は機械や道具と同じで、ランニングコストを如何に抑えて生産効率を上げるか、がポイントになる。

行為に対価を払うわけではないから、単位時間辺りの生産性が重要だから、サビ残してでも、ということにもなる。

人の行為を資産と見るのであれば、どうやってその行為の生産性を上げるか、そのための環境をどう造るか、にポイントが移り、またその行為が人によるわけだから人自体を大事にすることになる。

 

まあ、そういうことだろうね、と。

 

会社は会社の利益をもって社会貢献するわけだけど、政治は全体を幸せにする使命があるからやり方も考え方も違うのに、会社すら幸せに運営出来ない経営者が政治家になる、なんてブラックジョークだよ。