Me aroha noa

思ったこととか、考えた事とかを徒然に

戦争なんてしちゃダメです

最近、領土問題できな臭い話が出てきているね。

今の時代、大国間の戦争ってのはそう簡単には起こらないので実際に人死が出る戦闘にまでは発展しないと思うし、そう願いたいね。

戦争ってのは手段と切り札であって、行使するもんじゃない、ってのが子供の頃からの考えだった。一旦始まると国民という国家の根幹となる宝の喪失が発生するから、お互い損だ、と思っていた。だからこそ、交渉であり外交だと。

結果として話し合いで戦争が回避されたとして、その背景にお互いの武力があるから、いざ戦うとなると双方被害が出るっていう前提があるからこそ、交渉は成立すると思っている。

この辺が田嶋陽子脳の人たちとの違いで、彼女達の脳みそはお花畑なのか、ほら交渉だけで解決したじゃないか、なんで武力が必要なんだ、と考えて武力をディスる。交渉を有利に進めるには背景に武力(=経済力)も必要だ、という発想がない。武力=暴力、としか見れない想像力の欠落こそが問題。

もう一つ、正規の武力(=軍事力)は暴走を止める民主的な装置が存在する(機能するかはまた別)が、非正規の武力(テロやゲリラ行為)は暴走を止められない可能性が高い割の合わないものだ、ってのも発想としてないのだろうね。

だから、なぜ中国や北朝鮮、ベトナムが軍事力を増強するか、なぜ韓国に徴兵制が残っているのか、スイスは永世中立国なのになぜそこら中に銃があるのか、って理解できないのだと思う。

 

日本が武力を行使しないから、中国も武力を解除してください、なんて一対一の関係なら成立するだろうし、主張として判らんでもない。でも、現実には国家の関係は多対多の関係なんだから、武力解除してください、なんて大きなお世話だし、ありえないことだとすぐ判ると思う。

 

要は、暴力の行使と武力・戦闘力の保有は別もの、っていう当たり前のことが判ってないおバカさん、ってのが田嶋陽子脳ってことで。

 

今回、戦争にならないことを祈るとともに、なんの戦略や結末のイメージも持たずに、安易に国有化を決定してイタズラに問題を大きくしたアホ首相は早く議員バッチをなくしてもらうに限るね。