Me aroha noa

思ったこととか、考えた事とかを徒然に

日本の戦争観

最近思うのだけど、日本人の戦争観って主語も述語もすべて日本人のみで成立しているような気がしてならない。

よく考えてみて欲しいのは、戦争ってのは相手が居る話であって、相手国と戦ってどういう形でか決着が着いて、ってことになる。

で、なんで先のような感覚に陥るのかな?と考えるに、韓国や中国の戦争観をベースに日本人に刷り込んでいることが遠因というか根本にあるのではないかな?と。

韓国に至っては日本と戦闘行為なんてなかったからね。でも、戦勝国に入れてくれとダダを捏ね、それはさすがに出来ないと言われたら、植民地支配されて酷い仕打ちをされたとファンタジーを語り、歴史を捏造し糊塗してきたんだよね。その流れの戦争観を日本人に植え付けようとしているから、今になって空虚な、どう考えても相手が居ない戦争観になっているように思う。

中国はまだ抗日闘争として中華民国共産党が協力して戦ったという事実があるからまあ、多少はリアリティがあるんだろうけど(それでも後付のプロパガンダが拠り所だけに)やはりちょっと空虚なんだよね。

日本が戦争をしたのはアメリカをメインとした連合国で、白豪主義からアジアを解放しようとして武力を使ってアジア諸国に進出したのは事実としてあるし、相手国からするとそれは侵略ということになる、ってのは理解できるんだよ。でも、それに対して武力で対抗したのは連合国(中国の場合は中華民国であって現在の中華人民共和国じゃない、ってのがミソだよ)で、そこに対して負けました、ってことでポツダム宣言を受諾し、サンフランシスコ講和条約まで占領下に甘んじた、ってのは事実で、その流れで東京裁判という茶番も受け入れた訳で。その辺をちゃんと歴史として受け止めているのが日本だと思うわけだ。

で、韓国なんかはその間に国内で自国民を殺すようなことをし、ベトナムでは現地の婦女子を虫けらのように扱った歴史はなかったことにし、金が無くなると日本に無心にくる、それもイチャモンに近い虚構をもってだ。

彼らこそ歴史を直視すべきなのに、今では民主国家の看板すらなげうって、自分たちのファンタジーをちょっとでも傷つける日本の歴史を語るだけで犯罪になる、っていう、ちょっと度し難い状況になっている。

 

日本に取って戦争をしたのは中国と韓国で、彼らには無限の謝罪と無心されたら際限なくお金を渡すの、っていうのを正当化する戦争観に見える。だから主語と述語がおかしいことになっているんだと思う。